背景

製造の常識をくつがえす
「コートマイクロカプセル」

コートマイクロカプセル化を行うことで、
粉末や顆粒の特徴をコントロールすることが可能です。
健康食品、食品添加物、動物飼料添加物まで、
幅広い用途へ応用できます。

コートマイクロカプセルとは?

当社の「コートマイクロカプセル」は、純粋な粉のままでは使用が困難な原料を
独自技術で粉のままカプセルでコーティング。
臭い・味・溶け・酸化・湿気などのあらゆる粉原料の悩みを解決し、
親油性、親水性UPが可能です。

コートマイクロカプセルとは?

粉のあらゆる悩みを包む機能性

コートマイクロカプセルの代表的な機能と対象粉をご紹介します。

マスキング

味覚の制御
(酸味/苦味/刺激)
ビタミンC、香辛料、クエン酸、各種アミノ酸
臭い(香り)の制御
サメ軟骨、コンドロイチン、各種発酵物、辛料、甘味料、ハーブ類
大気中での不活性化
各種酵素、酵母
反応性物質等の
忌混合物を混合化
アミノ酸、各種鉄化合物、
コラーゲン、グルコサミン

製品形態の簡略

糖衣錠
→ 顆粒化
臭い、味の良くない粉末
劣化の著しい粉末

各種物性の付与

甘味、香り、色素の付与
→食感の追求
各種粉末、顆粒剤

溶解/溶出の制御

水中分散性、溶解性の制御
流動食用粉末、発泡剤
水分を含んだ原料と
混練時の溶出制御
クエン酸、アミノ酸、
ビタミン類、香料

セルフライフの延長

酸化、吸湿、劣化の防止
プラセンタ、塩、各種糖類、
ローヤルゼリー、プロポリス
乳酸菌、カルニチン酒石酸塩

加工条件の緩和

流動性・滑沢性の付与
見かけ比重のアップ
→ 分包、カプセル充填、
  打錠、糖衣時の障害を防止
プラセンタ、プロポリス、
ローヤルゼリー、カルシウム、油分の多い粉末

粉の表面を変える
イノアコート

当社のコートマイクロカプセル製法は、粉や錠剤に直接、硬化油またはフィルム溶剤をコーティングし、冷却もしくは乾燥してその表面をカプセル化します。
そのため応用の幅が大きく広がり、微粉のまま様々な素材でのマイクロカプセル化が可能になりました。

シリカ原料のカプセル膜表面の写真

コートマイクロカプセルの
特長

コーティングの種類が豊富であり、機能的な仕様設計や用途開発に至るまで様々な素材への対応が可能です。例えば、素材を損なわないこと、守ること、時限的な仕掛けなどのコーティング手法が特長です。また粉末状の素材でもコートマイクロカプセルを作りだすことができ、顆粒のコートマイクロカプセル化も可能です。
一般的なマイクロカプセルは、原料を液体にしてカプセル形成を行いますので液体化できないものには不向きになります。液体もカプセル化できる技術が、イノアだからこそできるコートマイクロカプセルです。

当社のコートマイクロカプセルと一般的なマイクロカプセルの違いの図
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